損害保険会社で働くアラサー女子のブログ

なんとなーく損害保険会社に就職し、あっという間にアラサーを迎えた女子のブログ。スーツ嫌だし日焼け嫌だし♪と思って事務職として入社したはずなのに、女性活躍とかなんとかの名のもとに現在は営業部門で代理店営業しています。

コネクティッドカーとはなんぞや

自動車保険にも大きな影響を及ぼすと思われるコネクティッドカーについて調べてみました。

 

1.コネクティッドカーとは

インターネットへの常時接続機能を具備した自動車とのこと。

コネクテッドカー - Wikipedia

2017年1月からロシア[6]、2018年4月からは欧州で[7]、通信機能を具備した自動緊急通報システムの搭載が義務化されているようで、それに比べると日本は遅れている感がありますね。

 

オペレーターシステムがついていたり、車のメンテナンス状況をスマホのアプリで教えてくれたり、いろいろと便利そうです。ただ初年度は無料ですが、2年目以降は費用が1万ちょっとかかるみたいなので、それ以上のメリットを提供できるかというとまだ未知数な部分がありますね。

コネクテッドカーのメリットとデメリットを総まとめ | 自動運転ラボ

トヨタ初の「コネクテッドカー」--LINEもつながる新型クラウンとカローラスポーツ - CNET Japan

トヨタ入魂の「コネクティッドカー」 何がそんなに“ありがたい”のか? - webCG

 

保険業界との繋がりでいうと、コネクティッドカーの誕生により本格的なテレマティクス保険が2018年にあいおい損保からリリースされています。昨年はディーラーのみ開示だったようですが、今年度からは一般代理店でも取り扱いができるようになったようです。

テレマティクス保険になると保険料が平均的に安くなるうえに(安全運転スコアが80点以上で8割引き!)緊急時にはクルマが自動的にコールセンターに通知し、オペレーターが対応するなどのサービスがついてくるので(今でもドライブレコーダーについている会社がありますが)、事故時の現場急行だったり代理店が事故受けするというケースが減ってくるかもしれません。

 

欧米では2020年にテレマティクス保険が3割を超える見込みのようです。

またトヨタは2020年までに新車の7割をコネクティッドカーにしていく方針のよう。

自動車以外の種目に注力していかなければならないというのは業界全体の認識だと思いますが、いまだに推進している事故連絡は代理店に~というのはなんだか時代に逆行しているような気もしますね(ただそれを無くしてしまうと通販との差はなんだという話にもなってしまいますが…)

テレマティクス保険の発祥と普及の背景 | SmartDrive Magazine

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