リクナビ問題を考える
リクナビの内定辞退予測データの提供の何が問題なのか調べてみました。
【リクナビ「内定辞退予測 」】学生の“内定辞退率”を企業に提供したら何がどう問題なの?と思ったときに読む話 (1/2)
実際にデータを購入した企業では、ホンダやトヨタなど20社以上が実名として報道されていますね。「内定には影響していない」といずれも発言していますが、じゃあ何のために購入したのかって話で(汗)。
実際に就職活動をしていて、ホンダやトヨタなど情報を購入した企業から不採用通知をもらった学生は不信感を拭いきれないと思いますし、倫理的にこの情報を販売するのはアウトだと思います。
ただこれだけ人不足の中で、企業側が内定辞退率を意識するのは当然だとも思います。
例えばAIが嘘をいっているかどうか分かる時代と言われる時代ですよね。
リクルートの情報に頼らなくたって面接の時、志望度を聞くときに撮影しておいて、AIで分析して本当に志望度が高いかどうか調べる…みたいなこともやろうと思えばできると思うのです。
根本的な問題は、日本的な過度な4月の一斉採用・まだまだ転職しずらい人材市場だと思います(特に大企業は一括採用時期を逃すと入れない)
個人的には「採用15人に対して辞退者含めて30人に内定出します!で内定出してから先着順で確定します」ぐらいでも良いと思うのですが。
大企業ならまだしも、体力もノウハウない中小企業はほんと内定辞退で苦しめられてると思います。
リクルートが悪い!のはもちろんですが、それだけでは根本的な解決にはならないような気がしています。